【ど素人ホテルさん】TikTok再生回数の伸ばし方を徹底分析

こんにちは！今回はTikTokで狙ってバズる方法の分析と収益化に成功している方々の分析を行い、狙ってバズる方法を考えていきたいと思います。

TikTokとは
TikTokのアルゴリズムとは
1. アルゴリズムに関係する項目
ど素人ホテルさんの徹底分析
まとめ

TikTokとは

そもそもTikTokとはどのような媒体なのでしょうか？皆さんも知っている通りTikTokはスライドショーモードやフォトモードもありますが、15秒から最大10分までの動画が投稿できる媒体です。

YouTubeやInstagram、X（旧：Twitter）等のさまざまなSNSが存在する中、TikTokは０→１でSNSを始める人には始めやすいものになっています。

というのも、TikTokはYouTubeと同様に拡散能力がある上に拡散能力の高い年齢層の使用が多く、YouTubeほどレッドオーシャンではない状況のため、バズりやすいからです。

TikTokのアルゴリズムとは

TikTokは拡散するべき動画を評価をするため、AIを搭載し、ある一定基準のもと評価をしています。

バズらせるためにはまずそのTikTokの仕組みを知っておく必要があります！！！

アルゴリズムに関係する項目

投稿を拡散をするかどうかはTikTokに搭載されているAIが決定していますが、その決定基準は以下の項目となっています。

・いいね率
・シェア率
・フォロー率
・コメント率
・視聴維持率
・複数再生率
・ダウンロード数
・プロフィール閲覧率

これらを知った上でバズり人生を変えた方の動画を分析していきましょう。

ど素人ホテルさんの徹底分析

ど素人ホテルさんってどんな人？

そもそもど素人ホテルさんの動画をご存知ですか？

彼は天才的な経歴を持っており、SNSで人生を変えた一人です。

〜大学時代〜
・旅好きの祖父の影響で海外に興味を持ち60カ国旅行をする

〜社会人〜
・本田技研工業に入社SI海外勤務希望であったが国内担当の部署に配属となり僅か４ヶ月で退職。

・古着の輸入、飲食店のプロデュ―スやシェアハウスの経営、大手メディア公式ライター、ドローンを使った動画制作などを行います。

・結婚し2019年12月より新婚旅行で世界一周を行う→YouTubeチャンネルスタート/クレイジーハネムーン【世界一周新婚旅行】

・新婚旅行中（アフリカのカーボベルデに滞在中）に新型コロナウイルスが流行→空港封鎖、出国不能となり、資金が尽きてしまう。

・ホテルや飲食店のプロモーションビデオ作り現地のSNSでバズらせまくり、宿泊代や食事提供を受けることに成功（１年３ヶ月に渡り滞在する）→100本以上の動画を作る

・政府に存在を知らせる動きを加速させようと「自分の動画を紹介してくれ」と現地のメディアに片っ端からメールで連絡

・大きなメディアが10カ所ほどしかなく最初は全部無視されたが、1週間後ぐらいにポルトガル語（カーボベルデの公用語）に翻訳して送る→日本でいうYahoo!ニュースのように見られているSAPOというサイトで記事を作ってもらうことに成功

・カーボベルデ政府に認められる

・カーボベルデ東京五輪公式アンバサダー就任

・日本に帰国

・帰国していることを知ったホテル２代目社長　玉城悠社長よりホテルの再建を依頼される。

・「ど素人ホテル再建計画＠沖縄県恩納村」というアカウントを開設し、たった１週間で２万人のフォロワーを獲得。１ヶ月半で動画累計再生数500万を達成。

＊倒産寸前のホテル経営を僅か１年余りで黒字化の超V字回復を果たす！！！

実際に片岡力也さんが経歴と体験を踏まえて答えたインタビュー記事はこちら

バズらせ術３選

「視聴者」を「当事者」にする仕組みを作る｜バズらせ術①

片岡力也さんはホテル経営の「ど素人」であるということを逆に強みとし、視聴者参加型のホテル再建を目指しました。

そうすることで「他人事」であるホテル再建を「自分事」に思ってもらえるようにしたのです。

簡単には味わえないホテル名の決定やホテルの内装決定ができたら確かに楽しいですし、自分も１視聴者として再建に参加したホテルとなれば、「一度みてみたい！」「何かあったら助けたい」などと思う人も出てくるはずです。

視聴者の意見はどんなものでも絶対に検討する｜バズらせ術②

視聴者参加型の戦略をとっているため、徹底的に視聴者が参加しているという実感を得られるように工夫をしました。

一見「ふざけているの？」と思うような内容の提案も真剣に向き合い検証することで自分の意見が本当に通っていくかもしれないという感覚になりますよね。

また、片岡さんは心から視聴者と共に楽しんでホテル再建をすることで斬新で今までにないホテルを目指すことができ、しっかりと視聴者をファン化をさせることに成功しています。

決定事項は全て多数決で決める｜バズらせ術③

何か決定をする際は全て視聴者に多数決をとっています。

こちらも視聴者がしっかり参加している感覚を感じられるように意識した戦略と言えるでしょう。また、「何になるのかな？」「みんなどんなものに投票したのかな？」とワクワク感を高めることができますし、次回の投稿を楽しみにしてもらえることが可能になります。

ホテル名という大事な決定事項も1500件以上のアイデアから多数決で決定し「バズリゾート」という素敵な名前が付けられています。

アルゴリズムを味方につけた戦略

①視聴維持率確保の工夫

片岡さんは冒頭に「僕は沖縄の大赤字リゾートホテルの再建を託されたど素人」とかなりインパクトのあるセリフを自己紹介として入れ込んでいます。

「大赤字」「ホテルの再建」「ど素人」といった具合に「ん？」っと気に止まるセリフを冒頭２秒に詰め込んでいます。

視聴者は開始約２秒で動画を視聴するかどうか判断しています。そのため、この開始２秒でのインパクトはかなり重要になるのです。

天才的に思えるど素人さんでもこの冒頭の数秒のセリフを決定するのに10時間以上かけて100個以上の案を出し決定したそうです。

また、視聴者は７秒以内に更に見る必要があるのかを判断します。

片岡さんの動画を見ていくと、言葉の選び方、映像の使い方、フォントの工夫などさまざまアプローチのもと興味を惹きつけていることが分かります。

例えばこの動画

１から３秒：白に黒い影のゴシックで「完成したばかりの」（小さい縦）「宇宙部屋」（やや大きな文字で縦）「が」（小さい縦）気に食わない」というインパクトのあるセリフからスタート。

３秒から６秒：白に黒い影のゴシックで「いきなり」（横）「沖縄の」（右下斜め）黄色に赤の縁ゴシックで「大赤字」（大きく横）水色に白の影ゴシックで「リゾートホテル」（やや小さく横）白に黒い影のゴシックで「再建を託された」（やや小さく横）「ど素人」（右上斜め）

６秒から１３秒：白に黒い影のゴシックで「エデンさんに制作してもらった」（横）「宇宙部屋」（縦）「アート性が高く」（横）「めっちゃ素敵なのですが」（横）「１点だけ」（縦）「ど」（大きく横）「ーーしても気に食わない点」（横）「があった」（縦）更にインパクトのある気になるワードが入れ込まれている

映像でも「宇宙部屋って何？」という疑問を数秒後「見たことのない部屋で更なる興味づけ」としている。